来年こそ世界遺産 春日大社へ初詣に行きませんか?実は早朝なら空いているのです
混んでいるからと、有名所の神社への初詣に消極的な人は多いと思います。
世界遺産でもある春日大社も、さぞ混んでいるのかと思いきや、元旦の早朝は非常に空いていました。
大阪からもそう遠くはない春日大社。
若いカップルには初詣デートをおすすめします。
春日大社 | アクセス
住所 |
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〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160 |
電話 |
0742-27-7788 |
FAX |
0742-27-2114 |
公式サイト |
世界遺産 春日大社 |
【初詣】春日大社の混雑を避ける
朝の4時、人混みを避けて初詣をするために元旦早々早起きです。大阪にいた頃ははこんなふうに早起きしてまで初詣をすることもありませんでした。
奈良に引っ越して始めてのお正月に、世界遺産でもある春日大社へ初詣行こうと早起きしました。
春日大社の初詣について調べたところ、大晦日の深夜0時前後から数時間の間が1番混み合うという情報がありました。元旦の朝は7時頃から混み始めるそうなので、混雑を避けて6時頃にお参りすることにしたのです。
6時に春日大社なら4時に起きることもないのですが、春日大社へお参りする前に引っ越した土地の氏神様にお参りするために早起きをしました。
氏神様へのお参りを済ませ、6時頃には近鉄奈良駅に着き、駅から歩いてから春日大社へ向かいました。もっと人出があるかと思いましたが、人はまばらで混雑は全く感じません。春日大社まではそこそこ距離があり、ゆっくり歩くと30分以上かかります。人は少なく、途中にある屋台は閉まっているし、ちょっと拍子抜けしました。
春日大社が最も込むのは大晦日の深夜で、年を越す時間帯が一番混み合うそうですが、その後の人出は極端に少なくなるようです。
参道が広いこともあってか、人出のわりにはガラガラに空いているような印象です。
【初詣】春日大社 二之鳥居
二之鳥居の手前に手水所があり、その左横に祓戸神社(はらえどじんじゃ)があります。
このように祓戸神社がある場合は、ここで身を清めてから鳥居をくぐるのが慣わしです。
最初に手水所で手を洗い、口をすすぎます。
春日大社の手水所は大きな鹿が咥えた巻物(お土産物屋ではおみくじを咥えています)から水が出ています。
鹿に一礼した後、水を柄杓ですくいます。
まず最初に左手を洗い、柄杓を左手に持ち替えて右手を洗います。また右手に持ち替えて左手の水をためます。
左手にためた水に口をつけ、その水を口に含んですすぎます。すすいだ水を出すときは、左てで口元を覆い隠します。もう一度左手を洗います。
最後に、柄杓に水をためた状態で柄杓を立て、柄杓の柄に水が伝わるようにして柄を洗います。
柄杓を元の位置に戻して、鹿に一礼すれば終わりです。
元旦の早朝、水も空気も冷えきっていましたが、作法なので我慢です。ところどころ適当ですが、形だけでもやっておきます。
隣には手袋をとることもなく、挨拶だけで済ましている妻がいましたが、まあこれもよしです。
手と口を清めたら、すぐ左隣にある祓戸神社にお参りしてから二之鳥居をくぐります。
二之鳥居の左手には国宝殿があり、その前に真新しいトイレがあります。二之鳥居より先にトイレはないので、不安ならここで済ませましょう。
【初詣】春日大社 南門
二之鳥居の手前で一礼し、鳥居をくぐって南門へ向かいます。南門辺りは狭くなっているので混雑しているかと思いましたが、意外に空いていました。
提灯に火が灯り、いつもとは全く違う雰囲気に正月気分が高まります。
南門の右手には、若宮15社巡りに続く参道があります。南門をくぐらず、若宮15社巡りへ向かう人もいらっしゃいますが、私たちは御本殿へ参拝するので南門をくぐって参拝所へ向かいました。
南門をくぐると御本殿(御本殿の前に中門があり、その奥が御本殿です)です。御本殿周りには回廊がありますが、今日ばかりは絵馬や干支の一刀彫を販売する売店になっています。
いつもなら500円の初穂料を支払わなければ入れない、特別参拝のエリアまで入ったところに賽銭箱があります。特別参拝ルートを塞ぐように設けられた大きな賽銭箱の向うに御本殿があり、普段よりも御本殿に近づいてお参りすることができます。
賽銭箱に続く石段もいつもと違い、板で覆われスロープ状になっているので、人が上るとゴトゴトと音が響きます。その音が初詣らしい風情を際立てます。
スムーズに賽銭箱までたどり着いたので、お賽銭を投げ入れて新年のご挨拶をさせていただきました。
御本殿の写真は控えました。
【初詣】春日大社の売店とトイレ
売店では破魔矢を買い求める人が多いようですが、私は興味ありません。信仰が薄いわけでなく、そういったグッズに興味がないだけです。おみくじやお札にも興味がないので、売店を横目に帰宅します。
帰りの順路も決められており、来た道を帰ることはできません。境内にある小道は塞がれており、普段見て回ることができるところも自由に歩くことはできません。
春日大社国宝殿や駐車場のある方向へ誘導されて、二之鳥居の手前に出ることになります。
春日大社国宝殿前のトイレですが、混み合うと思われていた午前7時でも空いていました。
【初詣】春日大社へ初詣 まとめ
以前に住んでいた大阪市にある天満宮と比べると、非常に空いていてお参りしやすい印象です。
参拝者数では春日大社が95万人で、天満宮が55万人ですから、混雑を心配していました。
しかし春日大社は広い、とにかく広いので混雑を感じることはありませんでした。
それとも元旦の朝7時以降は歩くこともままならない混み具合だったのでしょうか。
元旦に春日大社に初詣に出かけられるなら、朝6時から7時頃が良いと思います。
- 春日大社の元旦早朝は意外に空いている
- 春日大社の元旦早朝はトイレも空いている
- 春日大社への初詣は早朝がおすすめ
- 春日大社で初詣のあとは飛火野で初日の出を拝める