ドコモ・バイクシェアで奈良公園観光も楽々!アプリのインストールから使い方までを紹介

このエントリーをはてなブックマークに追加

奈良公園はレンタル自転車で周るほうが効率的にも体力的にもおすすめです。
前回の記事では奈良公園内と奈良公園周辺に整えられた、レンタル電動自転車を紹介しました。
そのなかで会員登録の方法まで紹介したので、今回はアプリを使った予約方法や、実際の借り方についてご紹介します。
会員登録については下記の記事を参考にしてください。

5分で登録|奈良バイクシェア|ドコモ・バイクシェア


このサービスは、ドコモ・バイクシェアが提供しているものです。



アプリの使い方①【インストール】

奈良公園をレンタル電動自転車で観光するために、奈良バイクシェアの会員登録を済ませましたか?
会員登録の後、そのまま操作を進めている方は、自動的にマイページが表示されているのではないでしょうか。
マイページからレンタル電動自転車を予約することができるのですが、通常はアプリを起動させてからマイページへ移動することになります。
そこで、まずはアプリについて説明させていただきます。

なお、会員登録から進めた場合はブラウザで進行するので、アプリの画面と違う部分もありますが、主な操作方法は同じです。
会員登録から勧めている方で、既にマイページが表示されている方は下部でマイページからの操作方法を紹介していますので、そこまで読み飛ばしていただいても大丈夫です。
アプリのインストールはいつでもできます。

【アプリのインストール】
ここからはアプリ操作を中心に紹介します。
まずはアプリのインストールをしましょう。
AndroidはGoogle Playで、iphoneはApp Storeで「ポートナビ」と検索してみてください。

アプリのアイコンはこれです

インストールが終わったら早速起動します。

アプリの使い方②【エリア選択】

【エリアを選択する】

起動させると地図画面です

最初は今あたながいるところを中心にした地図が表示されます。
近くにサイクルポートがあれば、それらが表示されますが、サイクルポートがない場合は画像のように「ここには該当するポートがありません」と表示されます。
サイクルポートとは、レンタル電動自転車が駐輪されている自転車置き場のことです。

画面下にある【借りる】をタップしてください。
次の画面は「ご提供エリア選択」です。
ここではドコモバイクシェアのサービスが提供されているエリアが表示されます。
このなかから、【奈良バイクシェア】をタップします。

提供エリアがたくさんあります

アプリの使い方③【ログイン】

【アプリにログインする】
奈良バイクシェアをタップすると、ログイン画面が開きます。
ここで会員登録した時のIDとパスワードでログインします。

ログイン画面

ログインすると、マイページが開きます。

ログインした後の画面

マイページでで出来ることは次の3つです。

  1. サービスを利用する(自転車を借りる)
  2. 各種情報(ご利用明細確認など)
  3. 会員情報(設定や変更など)

レンタル電動自転車を利用後には、ここから利用明細や、確定した請求額を確認することができます。
今は自転車を借りる段階ですから、【自転車を借りる】の中からメニューを選択します。ここでは【駐輪場から選ぶ】を選択します
【自転車を指定する】というものもありますが、これはレンタル電動自転車に振り分けられたナンバーを指定して借りる方法です。

アプリの使い方④【駐輪場を選ぶ】

【駐輪場を選ぶ】
【駐輪場から選ぶ】をタップすると、奈良バイクシェアが提供しているサイクルポート(駐輪場)の一覧が表示されます。

サイクルポート一覧

この中から、利用したいサイクルポートを選びます。
今回は私がよく利用する猿沢池横にある、No.17猿沢イン(ホテルの下にあります)を選択してみました。

サイクルポートを選択した画面

画像にあるように、ここには3台のレンタル電動自転車あります。
よく利用するので知っているのですが、ここは最大台数が3台です。
この画面に表示されている、NRA002・NRA182・NRA186というのが自転車のナンバーです。
借りた人が同じポートに返すとは限らないので、毎回違うナンバーのレンタル電動自転車が駐輪されています。
ここに表示されている3台であれば、今すぐに予約することができます。

アプリの使い方⑤【自転車を予約する】

【自転車を予約する】
ここでNRA002をタップすれば、NRA002を予約したことになります。
試しに予約してみましょう。

予約完了と同時に、パスコードが発行されます。

予約完了画面

予約の有効期限は20分ですから、20分以内に画像にあるパスコードをレンタル電動自転車に備え付けられた操作パネルに入力しなければ、自動的にキャンセルとなります。
その場合のキャンセル料などは発生しません。
このパスコードはレンタル中は何時でもマイページから確認することができます。

マイページでパスコードを確認できます

また、予約完了と同時に届くメールでもパスコードを確認することができます。

予約完了メール

上のマイページの画像に、予約取消ボタンがあることにお気づきでしょうか。
この予約取消ボタンを押すと、この予約を取り消すことができます。
この場合もキャンセル料金は発生しません。

キャンセル画面

予約すると、さっきまで3台あったレンタル可能な電動自転車が1台減っていることがわかります。

レンタル可能な自転車が2台に減っている

キャンセルせずに、予約から20分以内にレンタル電動自転車に備え付けられた操作パネルに、あなたのパスコードを入力すれば鍵が外れて乗ることができます。
また後で紹介しますが、このパスコードはレンタル中に自転車を停めて鍵をかけ、その鍵を外す時にも使用します。

レンタル電動自転車の予約方法【注意点】

奈良公園浮雲園地にあるサイクルポート

【予約の注意点】
ここまでで、奈良バイクシェアのアプリを使った自転車の予約方法を紹介してきました。
見ていただいたように、東京にても、沖縄にいても自転車の予約は可能ですが、その有効期限は20分です。

どこからでも予約はできますが、実際はサイクルポートについてから予約することの方が一般的です。
主な理由は次の通りです。

  1. バッテリーの残量をアプリで確認できないから
  2. タイヤの空気が減っているものがあるから
  3. 汚れているなどの理由で敬遠したものがあるから

特に、①のバッテリーの残量は重要です。
なかには10%程度しか残っていないものもあります。
奈良公園とその周辺にあるレンタル電動自転車のバッテリーは、大容量のものなので、60%もあれば十分だと思いますが、10%だと心もとないのでレンタルしないほうがよいです。

②のタイヤの空気も重要です。
タイヤの空気がなければ、電動アシストの爽快感が半減します。
空気のしっかり入ったものを選びたいですね。

③については可能性の話ですが、やはり汚れていることもあるでしょう。
汚れているのをレンタルするのは気が引けるので、キレイなものを選びたいですね。

借りる①【一連の手順】

ここからは実際に奈良公園や奈良公園付近にあるサイクルポートまで行ったと想定して、現地でレンタル電動自転車を借りて観光をするといった、一連の流を紹介します。

大まかな流れをご覧ください。

  1. サイクルポート到着
  2. バッテリー&空気圧チェック
  3. レンタルする自転車を決める
  4. アプリで予約してパスコードをもらう
  5. パスコードで鍵を外す
  6. 自転車に乗る
  7. 目的地に向かう
  8. 目的地周辺の自転車置き場に自転車を停める
  9. 鍵を掛ける
  10. もう一度乗る時は5に戻る

大まかな流れを整理するとこのようになります。
現地に着いたら、サイクルポートまで徒歩で向かうというところから始まります。
奈良公園周辺でしたら、簡単にサイクルポートを見つけることができます。
サイクルポートを探すときに利用するのが、前もってインストールしておいたドコモ・バイクシェア ポートナビアプリです。

借りる②【サイクルポートを探す】

【サイクルポートを探す】
駅に着いたら、あるいは車を駐車場に停めたらアプリを起動します。
アプリを起動すると自分の居場所から近いサイクルポートが複数表示されます。
中でも最も近いサイクルポートは赤く色つきで表示されます。

近くにあるサイクルポートが表示されます

サイクルポートの規模にはいろいろあり、猿沢インのようにレンタル電動自転車が3台しかないところもあれば、10台ほどあるところもあります。
どこのサイクルサポートでも、立て看板の横にずらっと駐輪されているので、遠目からでも見つけやすいです。
立て看板には奈良バイクシェアのパンフレットが常備され、日本語と英語で使い方が紹介されています。

サイクルポートの立て看板

借りる③【バッテリ確認】

【バッテリの確認】

モードは「パワー」残量は「70%」

サイクルポートについたら、バッテリのチェックから始めます。

普段から電動自転車(電動アシスト自転車)に乗られている方は、バッテリーの残量チェックは日課だと思います。
電動自転車を利用されていないと、残量をみても後どれくらい走るのか想像つきませんよね。

そこでドコモバイクシェアに使われている電動自転車の操作パネルを操作して、そこに表示される情報を紹介します。
利用される方の体格や走行する道路状況なども影響しますから、必ずこの通りではないことをご了承ください。

ドコモバイクシェアに使われている電動自転車(電動アシスト自転車)には、3つの走行モードがあります。

  1. パワー
  2. ロング
  3. オートマチック

①のパワーはチカラ強くアシストしてくれるので、走行は楽ですがバッテリーの消耗が激しいです。
②のロングはアシストをほどほどに、なるべくバッテリーの消耗を節約するモードです。
坂道であっても、最大限のアシストはなく、人力でも頑張る必要があります。
バッテリーの消耗が1番少ないモードです。
③のオートマッチクは、走行状況(平地なのか坂道なのかなど)を感知して、必要な時は最大限にアシストしてくれて、必要のないときはアシストが弱くなります。
バッテリーを温存しつつ、必要なときにはしっかりとアシストしてくれるモードです。

実際にどれくらいのバッテリー残量で、何分走れるのか、何キロ走れるのかは次の通りです。

  • バッテリ残量70%
    • パワー 38km 165分
    • ロング 69km 294分
    • オートマチック 49km 211分

バッテリ残量が70%のレンタル電動自転車に付いてる、操作パネルを操作して、そこに表示される数値がこれです。
これが60%だったとしても、パワーモードで31kmは走行可能です。
バッテリ残量が60%以上あるもののなかで、タイヤの空気圧がしっかりとあるものを選べば1日利用できます。
ハンドルに付いた操作パネルでバッテリ残量や、残りの走行距離、時間を確認できるので目安にしてください。
モードはパワーモードがおすすめです。
このレンタル電動自転車で奈良公園から20kmも移動しようなんて人はいないでしょうから、最大限にアシストしてもらえるパワーモードを選びましょう。

操作パネルで情報確認

万が一バッテリ切れになりそうなら、他のレンタル電動自転車を借り直してください。
その時は、一旦返却処理をして、もう一度最初から借りる手順を繰り返します。

借りる④【パスコード取得】

【パスコードの取得】
借りたいレンタル電動自転車が決まれば、その自転車のナンバーを確認します。

NRA109がこの自転車のナンバー

この記事の最初に紹介したように、アプリを起動し、借りたい自転車が駐輪されているポートを選んでください。
詳しくはこの記事の中にある【レンタル自転車アプリの使い方②】を参照してください。

あなたがいるサイクルポートを開くと、借りたい自転車と同じナンバーの自転車が表示されているはずです。
借りたい自転車のをタップするとパスコードが表示されます。
この時点ではまだ予約の状態ですから、表示されたパスコードを操作パネルに入力しましょう。
【START】ボタンを押した後に、パスコードを入力します。

パスコード入力

入力が完了すれば、レンタル電動自転車の鍵が解錠されてレンタル開始となり、課金がはじまります。

解錠

鍵が解錠されたら、普通の自転車と同じように乗るだけです。
サドルの高さを調節してから乗りましょう。

借りる⑤【駐輪にまつわる注意事項】

【駐輪の注意点】
レンタル電動自転車で目的地に着くと、自転車を駐輪して観光を楽しみます。
駐輪の仕方は普通の自転車と同じです。
操作パネルの下にある鍵を掛けて、駐輪します。

鍵を掛けると、施錠されたことのお知らせが登録してあるメールアドレスに届きます。

施錠の通知

解錠するときは、既に発行されているパスコードで解錠できます。

駐輪に関して、注意することがあります。
サイクルポート内に駐輪すると、一定時間操作がないと自動返却処理されます。
時間は調べていませんが、私の場合は20分ほど自転車の操作パネルを操作しないと自動返却になりました。
これは、返却処理を忘れてサイクルポートの返却したつもりになり、必要のない課金が行われてしまうのを防ぐためのシステムです。
このシステムはサイクルポート内に駐輪したときに働きます。

自動返却の通知

春日大社などにある駐輪場に駐輪したときにはこの機能は働きません。
ですから、観光中もきっちりと課金されることになります。
長時間自転車を駐輪するような時に、近くにサイクルポートがあれば一旦返却するとお金の節約になります。

借りる⑥【返却にまつわる注意事項】

【返却の注意点】
レンタル電動自転車を返却するときは、自転車に付いている操作パネルのみで返却処理が完了します。
操作はいたって簡単で、鍵を掛けた後に【ENTER】を押すだけです。
操作パネルにもそのように書かれています。

この操作をしないとレンタル中となるので、課金が続きます。
ただし、サイクルポート内に駐輪していれば、一定時間経過すると自動返却の処理が行われ、最低限の課金で済むので心配はありません。

操作パネル

駐輪場にレンタル電動自転車を返却するときに、万が一駐輪場が満車だった場合は、その駐輪場の脇に、人や自動車の通行に邪魔にならないように駐輪すればよいそうです。
【利用時間の確認】
レンタル中に気になる利用時間ですが、これは自転車に付いている操作パネルで確認できます。
操作パネル【START】ボタンを押すことで、その時点での利用時間を見ることが出来ます。

利用時間を確認できる

2回にわけて紹介してきた、レンタル電動自転車の借り方、返し方の紹介はここまでです。
普段、電動自転車(電動アシスト自転車)に乗っていない方は、このサービスを使って乗ってみてはどうでしょうか。
私は大阪から奈良に引っ越してきて、電動自転車を購入しました。
坂道は当然ですが、平地でも楽々な電動自転車を、もっと早く購入していればよかったと後悔しています。
これからは何処に引越しをしても、電動自転車しか買うことはないでしょう。
是非、機会があればドコモ・バイクシェアのサービスを利用してみてください。

レンタル電動自転車の借り方・返し方まとめ

  • 予約の有効期限は20分
  • キャンセル料は無料
  • バッテリチェックが大切
  • レンタルはアプリで簡単
  • 返却は自転車の操作パネルで簡単
  • 近鉄奈良駅降りると直ぐに借りれる
  • 紅葉シーズンは自転車が気持ちいい




このエントリーをはてなブックマークに追加