世界遺産 春日大社は平日でも観光客で賑わっていますが、海外の方が目立ちます
日本人の方が観光で春日大社へ来られるなら、やはり土曜日、日曜日、祝日でしょう。
秋の週末などは非常に多くの観光客で賑わっています。
秋の紅葉シーズンになると、高価なカメラを持った人達が大勢来られます。
私はというと、普段から早朝散歩専門なので、あまり人混みを歩くことはありませんし、お店も閉まっています。
たまには昼間に春日大社へ行ってみようかと思い立ち、この日は昼に参拝することにしました。
春日大社 | アクセス
住所 |
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〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160 |
電話 |
0742-27-7788 |
FAX |
0742-27-2114 |
公式サイト |
世界遺産 春日大社 |
10月3日水曜日の春日大社
10月3日の水曜日、春日大社へお参りに出かけました。
いつもなら早朝にお参りをするのですが、ちょっと気が向いたので奈良公園へむかって車を走らせました。
写真は春日大社の境内です。
時刻は14時頃。
平日のためか、お参り(観光ともいう)に来ているのは修学旅行生と海外からの観光客が9割です。
ところどころに日本人観光客もいらっしゃいます。
この時期はまだ紅葉には早いので、そこまで観光客は多くありませんし、観光バスも少ないです。
世界遺産が4つ
私は奈良公園を散歩するのが好きですが、その中でも春日大社を散歩するのは大好きです。
世界遺産が3つもある奈良公園ですが、特に好きなのが春日大社です。
この春日大社の後ろに広がる春日原生林も世界遺産に登録されているので、これも含めれば4つの世界遺産がここにあることになります。
いつもなら朝7時頃か、早ければ6時頃にお参りをするのですが、こんな時間に来たのは久しぶりです。
日本人はあまりいらっしゃいませんが、海外(主にアジア)からの観光客がたくさん来られています。
アジアの方々にとっては、自分達の母国と似たような宗教観なので、神社はさほど珍しくもないのでしょう、ここでもやっぱり鹿と戯れられていました。
欧米人の方々は、鹿も気になるようですが、建築物や歴史に興味があるのか、熱心に看板を見ていらっしゃいました。
やはり世界遺産というネームバリューでしょうか、皆さん熱心に看板を見ていらっしゃいます。
欧米の方は歴史や建築物について深く学びたい(知りたい)といった欲求があるそうです。
観光するには物足りない
春日大社には観光客向けに看板が少々ありますが、どれもお粗末なもので、とてもではないですが海外から来られた方の「知りたい」といった欲求を満たすことはできません。
ただ見慣れない木製の建物がならんでいて、それらの名前がローマ字で記されただけか、あるいは古いものだとわかるように年代が書かれている程度です。
日本人が見ても、たいしたことは書かれておらず、世界遺産春日大社といったネームバリュー頼みの箱物です。
ガイドさんが常駐して数カ国の言語で説明してくれたら、海外からの観光客だけでなく、日本人だってもっと春日大社を楽しめるはずです。
たしかに春日大社は見るだけでも楽しめますが、せっかく世界遺産である春日大社を目の前にして、たいした情報も与えられないのでは楽しみも半減します。
奈良に来て良かった
私は春日大社にはお参りの目的で足を運びます。
もちろん氏神様である近所の神社へのお参りは毎月のことですが、時々はこうやって春日大社へもお参りをします。
奈良県には他にも大阪にいた頃から、時々お参りに来ていた神社があります。
こうやって奈良県に引越してきたことで、春日大社に散歩気分で来れるのは嬉しいです。
若い頃は京都が好きで、よく京都へ出かけていましたが、歳を重ねると奈良へ通うようになりました。
「若いうちは京都が良いというが、歳をとるとなぜか奈良が良いと言い出す」といった話を、大阪に住んでいらっしゃる方なら、聞いたことがあるのではないでしょうか。
私もそこまで歳をとっているわけではないですが、若くもありません。
例に漏れず、奈良が好きになりました。
なんだかんだといっても、奈良に来て良かったです。
早朝春日大社参り
観光に来られる方にとって、早朝の春日大社参りはハードルが高いかもしれません。
もし可能であれば早朝の春日大社参りに来てみませんか。
空が白み始め、薄暗い参道を歩いていると、何処からか鹿の鳴き声が聞こえてきます。
ご近所の方々が、散歩やランニングをされています。
静かで、澄んだ空気の中での参拝は気持ちの良いものです。
個人的にものすごくお勧めです。
早朝であれば土曜日、日曜日、祝日でも空いています。
人の声より鹿の鳴き声の方が多い早朝の春日大社に是非お越しください。
早朝奈良公園観光について、別の記事でまとめて紹介していますから、是非参考になさっていただければと思います。