世界遺産 春日大社の早朝は、威厳と神秘の二段重ね | 春日大社は早朝参拝に限ります
観光で訪れる方が増え始める10月、涼しくなり始めたとは言っても紅葉シーズンには早すぎるため、週末でも凄く混雑するといったことはありません。
そんな10月に行われる大きな行事のひとつが、鹿苑(ろくえん)での「鹿の角きり(しかのつのきり)」です。
その角きりが開催される朝の春日大社に散歩に出かけて、春日大社の様子を撮影してきました。
鹿苑は春日大社の参道から入っていくことができます。
鹿の角きりについては下の記事を参考にしてください。
目次
春日大社 | アクセス
住所 |
---|
〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160 |
電話 |
0742-27-7788 |
FAX |
0742-27-2114 |
公式サイト |
世界遺産 春日大社 |
2018年10月6日 土曜日の春日大社
毎年恒例の鹿苑で鹿の角きりが、2018年はこの日から3日間に渡って開催されました。
初日だったこの日、春日大社の早朝参拝をしてきました。
早朝の奈良公園周辺は鹿に注意
まだ薄暗い奈良公園周辺を車で走る時は注意が必要です。
道路には鹿がウロウロとしています。
それは決して珍しい光景ではなく、早朝の大阪市内の道路を自転車が信号無視して横断するよりも、鹿が我が物顔で道路を横断しているほうが多いです。
早朝の奈良公園周辺
10月の早朝、5時半頃といえば薄暗く、大仏殿の交差点からみる南大門へ続く道も春日大社参道への入り口も人は歩いていません。
それでも時折、若草山へ向かう道を行く車や、歩道にはランニングや散歩を楽しむ人が通ってゆきます。
ちなみに、近鉄奈良駅前の同時刻は非常に暗いです。
水谷橋ゆったりトイレ
私は若草山の入山ゲートがある所まで行って、ぐるっと1週して大仏殿に戻るコースをドライブするのが好きです。この日もそのコースをゆっくりと車を走らせました。
途中にある、「水谷橋ゆったりトイレ」という、ベンチで休憩もできるトイレで用を足します。
このトイレの利用時間について、確認したことはありませんが、もしかすると24時間利用できるのかもしれまん。この日は5時半頃には利用できました。
男性用、女性用のどちらにも子ども用のトイレや、オムツを交換するためのベッドが備え付けられています。比較的綺麗ではありますが、山の中にあるため虫が飛んでいることがあり、虫が苦手な人には辛い環境かもしれません。
奈良公園|激安駐車場|教えたくない
直ぐに満車になるのと、知らない間に宅地になっている可能性があります。
ご了承ください。
私がよく利用するのは、朝の8時から夜の8時までが30分100円、夜の8時から朝の8時までが1時間100円の、パーキング奈良公園です。
名称は「パーキング奈良公園」とビッグネームですが、9台しか停めることができない小さなコインパーキングです。
県営の高畑自動車駐車場よりも更に南なので、大仏殿や奈良国立博物館へ行かれる方にはお勧めできません。
お勧めしたところで、大阪から車で来る頃には8時を過ぎるでしょうから、その頃には満車になっています。
私が毎回停めることができているのは、朝の早い時間に奈良公園へ遊びに行くからです
もうひとつ、下に表示した地図の真ん中。
灰色になっていますが、ここにはTimes(タイムズ)ならまち勝南院町駐車場があります。
ここの駐車場は月曜日から金曜日までの平日は当日24時まで500円と、激安駐車場です。
土日は1,500円ですが、それでも決して高くはありません。
平日の朝は1台も停まっていないことが殆どです。
7時頃でも1台停まっているかどうかといった場所ですので、まずはここを覗いてみてはどうでしょうか。
奈良公園は早朝がお勧め
私が奈良公園へ遊びに行くのは、もっぱら早朝です。
6時くらいにはパーキングに到着する勢いで遊びに行きます。
早朝の散歩ですね。
8時まで2時間停めても200円ですから、2時間あれば飛火野や浮見堂をぶらつき、春日大社へ参りに行くことができます。
何が楽しいんだと思われるかもしれませが、早朝の奈良公園巡りはお勧めです。
夏は未だ涼しいうちに散歩できるのが魅力ですが、個人的には冬が好きです。
冬は霜がおりて真っ白な飛火野、そこを行き交う鹿達は白い息をはき、薄暗い公園に鹿の鳴き声が響き渡ります。
7時頃には春日の森の向こうから朝日が昇ります。
早朝の春日大社参道
いつもの駐車場からだと、一之鳥居をくぐることはありません。
飛火野を横断して春日大社の参道に入り、二之鳥居を目指します。
参道の写真は6時頃ですが、二之鳥居の写真は6時半頃です。
これは参道を30分も歩いていたわけではありません。
いつも飛火野を横断して参道に入るので、このように参道を手前から撮るためにちょっと車を参道前に停めて、あらかじめ撮っておいたものです。
30分もあれば近鉄奈良駅から春日大社まで歩くことができます。
参道の写真を見ていただくと分かるように、6時頃だと殆ど人がいません。
写真に写っているのは鹿だけです。
ランニングや散歩されている方はいらっしゃいますが、まばらです。
二之鳥居をくぐって春日大社の境内へ向かいます。
早朝の春日大社境内
境内も人はまばらです。この日は土曜日ですが、朝の6時40分頃は私以外にお1人だけでした。
人のいない早朝の春日大社境内は、本来の威厳を感じさせます。
人が多い昼間などは、空気もどこか街中のそれのように、清々しさは微塵もありません。
春日大社を肌で感じたい方は是非早朝に参拝してはいかがでしょうか。
冬の朝などはとても寒いですが、冷えた空気は春日大社の空気をより清々しく感じさせます。
春日大社特別参拝は午前9時から
特別参拝料を支払えば中門の前まで行くことができますが、特別参拝の受付は9時からです。
特別参拝をご希望の方は9時以降にお越しください。
観光の方は早朝にお参りと奈良公園散策を済ませ、ホテルに戻って朝食をとり、あらためて特別参拝するのもよいかもしれません。
春日大社だけでなく、奈良公園散策は早朝が最高です。